豊富な自然を擁する小国、ランロッド。その国は、女神エリクシアの加護を受けて古の邪神を封印し、それを管理するために建国された王国だった。だが、それも今は昔、伝説として語り継がれるだけで、その真意を知る者はほぼいなくなっていた。そんな時、欲に駆られたある魔術師が王国の封印を破壊、古の邪神の力により王国はいとも簡単に崩壊した。だが、正確には邪神の復活は成らなかった。女神の力によって施された最後の封印は、その場に居合わせた勇者に加護として与えられ分散してしまったのだ。その勇者のひとり魔導士セルフィスは邪神復活をたくらむゾディアックと対峙していた。かつての同僚との魔術合戦の末、白兵戦を挑むかに見えたゾディアックの挑発にのるセルフィス。だが、彼女が相手をすることになったのは、ゾディアックではなく、触手等の魔界生物であった。かくて、苦痛と快楽による容赦ない責めが彼女に加えられることになるのであった。