君を仰ぎ乙女は姫に
世界に名高い超名門・緑風院学園に特待生として通う主人公・金森聡。実は彼の実家は、大家族の貧乏一家だった。聡を慕う宮園瞳や、色々世話を焼いてくれる江夏あやめ。素っ気無い態度と罵倒ばかりの鷲尾凛も、そんな事情を知らないまま――賑やかで、華やかで。そして少しだけ圧倒されてしまうセレブ学園での楽しい学園生活が続くある日。聡は学園一のセレブ・高峰華菜に呼び出される。――今年の緑風祭の主役は君だ学園祭の成功に向けて友情を深め、惹かれあい、恋に落ちてゆく。聡とお嬢様たちが繰り広げる、甘くて優しい恋の物語の幕が上がる。
君を仰ぎ乙女は姫に
作者 | きくらげ 陸。 さとーさとる |
---|---|
メーカー | ピースソフト |
シリーズ | |
タグ | ゲーム お姫様 お嬢様 学園もの 恋愛 |
登録日 | 2012-07-27 |
HimeのちHoney
貧乏な田舎の家に生まれたため、人一倍ゴージャスな都会の暮らしに憧れる主人公‘信太郎’。貧しく冴えない彼だが、自信だけは有り余るほど持っていた。人から馬鹿にされながらも「俺にできないことはない」と、根拠のない誇りを掲げて生きる彼に、ある日転機が訪れる。悪漢にからまれる老人を救ってみたら、なんと都会にあるセレブでグレイトな「聖堂学園」の理事長だった。あれよというまに学園に通えることなった信太郎。棚ボタ式に夢を叶えた彼だったが、同級生は、目の玉が飛び出るくらいとんでもない家柄の連中ばかり!太陽とマメ電球ほどのありえない格差社会の中、信太郎はスクールライフをエンジョイし、高嶺の花のヒロインたちとラブラブになるため孤軍奮闘する!
HimeのちHoney
作者 | 燵成 夕凪セシナ |
---|---|
メーカー | Asa Project |
シリーズ | |
タグ | ゲーム アイドル ハーレム 姉妹 お嬢様 学園もの |
登録日 | 2012-07-20 |
暁の護衛 罪深き終末論
大都市の上空をヘリが舞う。報道カメラが、その場所を映し出す。経済成長を遂げた日本が抱え込んだ唯一にして最大の負債。『禁止区域』人間として認められない者たちが逃げ延びる最後の砦。数千名にも及ぶ警察官が、禁止区域を包囲していた。『禁止区域強制退去法案』執行の日。それは、禁止区域に住まう住人たちを一人残らず捕獲する計画であった。まもなく追い詰められるであろう、禁止区域の住人。彼らは責められるために生まれたわけじゃない。ただ生きたかった。束縛されず、己が意思のまま、ありのままに。ただ人として認めてもらいたかった。やがて……突入の時刻がやって来る。―――それは海斗たちにとって、日常の終わりを告げる瞬間であった。
暁の護衛 罪深き終末論
作者 | トモセシュンサク |
---|---|
メーカー | しゃんぐりら |
シリーズ | 暁の護衛 |
タグ | ゲーム 恋愛 学園もの お嬢様 巨乳 |
登録日 | 2012-07-20 |
霞外籠逗留記
狭霧にかすむ大河の中州に、大きく古めかしく、そして迷路のようなその木造の建築物は佇立していた。一つの町ほども巨大なそれは、『旅籠』―――なのだという。青年を案内してきた渡し守の女はそう語り、『旅籠』の中へと小舟を漕ぎ入れる。そして青年は、圧倒されて言葉を失う。旅籠の中は、一つの建物だというのに、果てしなく広大で、複雑で、混沌とした様相を呈するほどだったから。幾重にも連なる回廊、橋楼、渡り廊下、その隙間を縫うようにして巡らせられた水路―――そう、大河の水は旅籠の中にまで導かれ、人々の様々な用に供されていた。旅籠の情景に立ちつくす青年に、渡し守は囁きかける。―――お好きなだけ、逗留なさると良い―――渡し守の女は、旅籠を預かるという、まだ年若な令嬢に言い含め、かくして青年はこの不可思議な宿の客となる。しかし客になったはいいのだがこの青年、いかなる経緯かは定かではないが「記憶を失っており」、自分がどういう事情でこの旅籠に来ることになったのか、いつまでここにいるつもりだったのか判然とせず、頼りないことおびただしい。―――よろしいのですよ、あなたはお客さまなのですから―――令嬢の厚意に甘えるまま、一室を宛ってもらった青年。なにもかも曖昧な状況であるにもかかわらず、旅籠はどこかしら人を惹きつけてやまない雰囲気に満たされており、青年も次第に腰を据える気分になる。それは旅愁……というよりむしろ郷愁といった感慨に近くて、旅籠は世事に倦んだ人間の心の琴線を優しく慰撫するような風物で構成されていた。記憶を失っている青年にとってさえも。さて、無為ながらも穏やかな日々ばかりが過ぎていくかに思われたのだが、青年はやがて些細なきっかけから奇妙に心騒がせられる女たちと知り合うようになる。たとえば朽ちかけた温室の、濃緑の葉陰から聴いたのは琵琶の爪弾きだ。南国の熱気を伝える樹々の陰に撥を遣っていたのは琵琶法師の―――女。歌を、曲を、物語を探しているのだという。あるいは黄昏の残照垂れこめる書庫、暇潰しにと本を漁っていた青年のそばに、いつの間にか玲瓏と佇んでいたのは女性司書。淑やかなのにどこか淫靡を漂わせる彼女は、人の噂には「図書室の鬼女」なのだとか。旅籠の令嬢もまた、それまでは見えなかった翳りを漂わせるようになり、彼女たちとの交わりを深くしていくにつれ、青年は一つの葛藤を抱くようになる。―――いったい自分は、この宿に居続けていいのだろうか――――――帰るべきところがあるのなら、帰らなくてはならないのではないか―――
霞外籠逗留記
作者 | めいびい |
---|---|
メーカー | raiL-soft |
シリーズ | |
タグ | ゲーム 浴衣 お嬢様 ミステリー ファンタジー |
登録日 | 2012-07-13 |
魔法、ひとつくださいな。
都会の喧騒から離れたところの、田舎の小さな町。その町の人里からはずれた田畑の真ん中に、一軒のお店がぽつんと建っていました。そのお店の名前は「駄菓子屋ひより」。お店にいるのは、1人の冴えない若い店主と、1匹の飼い猫。置いているのは名前の通り、駄菓子の数々。特別珍しくもない、年季の入った駄菓子屋さんです。ただ、注意深い人ならば気づくかもしれません。店の入口に、1枚の張り紙がしてあることに。店と同じぐらい年季の入った、黄ばんだ紙に書かれているのはこんな言葉。『魔法有リ□(マス)』魔法――。誰もが夢に見る不思議な言葉。どんな夢も叶える不思議な力。でも、現実には存在しない力。普通ならば、こんな張り紙は冗談だと思うでしょう。でも――この張り紙が冗談じゃなかったら?この店には本当に、魔法を置いているとしたら?夢や願いや悩みを魔法で解決することができるとしたら?それはとても、とても素敵なことではないでしょうか?そう思ったのは、私だけではないようです。ほら、今、お店の前で足を止めた1人の少女。この後、お店に入った彼女はきっと、こう言うのです。「魔法、ひとつくださいな」――って。
魔法、ひとつくださいな。
作者 | まゆくら |
---|---|
メーカー | アクトレス |
シリーズ | |
タグ | ゲーム 年上 お嬢様 けもの娘 恋愛 ファンタジー |
登録日 | 2012-07-03 |