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蟲籠【壱】【弐】【参】だけでは語りつくせなかった3話を収録しました。それぞれのストーリーに関連する秘密が今明らかに！蟲籠【壱】の中盤、黒田は単なる偶然から、水谷沙紀と知り合い、ふたりはラブホテルで一夜を過ごす。水谷はこの時処女を失う。このことがふたりの運命を大きく変えていくことになるとは、この時点では誰も知らない……。蟲籠【弐】の後半で、黒田に便所奴隷に落とされた白木由梨奈。ここでは、黒田がどのような調教過程で白木由梨奈が奴隷に落としていくかが描かれている。蟲籠【弐】の直後、意識を失った秋

OPSの新米ハンター、アインは師であるリゼイルと共に吸血鬼がいると目されるとある廃村へ潜入した。そこはかつて、吸血鬼のコロニーとして機能していたとされるコード593、南米地区第三無名都市。巨大な軌道エレベータの基底部が遺された、赤道直下の忘れ去られた村。そこでアインは一人の男と出遇う。寸尺の肆拾伍（45）口径銃‘悪機（あくき）’、そして日本刀‘八咫（やあた）’を持ち吸血鬼を狩る、農林水産省消費・安全局衛生管理課、特殊防疫対策班、通称‘スプークハウス’の眠れぬハンター。エス。果たして、君は彼らの往く手を導き、吸血鬼を討ち滅ぼすことができるのか。ダイスを振り、パラグラフ（選択肢）を縦横に移動して読み進むLOSTSCRIPT、デジタライズド・ゲームブック第一弾。蠅声の王。──ヒトは誰かの血ではなく、ひとすくいの水で存えるというのに。

「―――な、なにコレ？どこ、ここ！？」自分の名前以外の記憶を失った少女『ヘミ』が目覚めた場所は、床も壁も肉で作られた部屋だった。しかも、彼女の周りには無数の女性の下半身が、性器をさらしたまま無造作に並べられていた。やがて、肉の床から触手が伸びて、その女性器を犯しはじめる。身の危険を感じ、部屋を逃げ出したヘミだったが結局は部屋の外で触手に捕まるのだった。終わり無きが如き責めの中、果たしてヘミは自分が何者なのか、何故肉獄に囚われているのか、その答えとなる記憶を取り戻すことができるのだろうか………。

ある日主人公‘冬月’の携帯電話に、謎の女から電話がかかってくる。それは、なんという事のない、一本の間違い電話……のはずだった。しかし相手は声だけで美人だと分かる、透き通るような美声の持ち主……。何故か、抗い難い魅力を感じる冬月。‘シンシア’と名乗った彼女は、またかけると言い残し電話を切ってしまう。そしてその晩、別の見知らぬ女から電話が架かってくる。しかもその女は、いきなり冬月を呼び出してきたのだ。困惑し、不吉な予感に抵抗する冬月……だが、この不審な呼び出しを断ることは出来ないのだった……こうして少しずつ…彼の平穏な生活は狂い始める。次々と、冬月の元に電話を架けてくる見知らぬ女達…想像もしなかった、淫靡と魔性の世界に彼は引き込まれていく……