ミステリーの画像

3年ぶりに『夢降ケ里』を訪れた主人公・千亜樹とその妹・はつみ。仲の良い親戚である神林家の両親が旅行に行くということで、その間、神林家の2人の娘の面倒をみる事になったのだ。しかし、神林家には優秀なお手伝いさん・サキがいるので特にすることも無く、暇を持て余してしまう。そんな千亜樹は、興味本位で何が出てくるかわからないという神林家の巨大倉庫の整理を始めた。整理の最中、少女の姿をした人形が突然動き出し、千亜樹に話し掛けてくる。驚いて腰を抜かす千亜樹を尻目に、夜中にもう一度来なさいと一方的に約束させる、紅巴。その夜、紅巴は千亜樹に重大な秘密を打ち明ける。それは、紅巴の力を使えば千亜樹を他人の夢の中に送り込め、その夢に干渉できるという、まさに夢のような話だった。半信半疑ではあるが千亜樹は紅巴の導きで、眠っている女の子たちの夢に入り、本当に夢を操作してしまう。しかも、自分のことを秘密にしてもらう代わりに毎晩一人、誰かの夢の中に割り込ませてくれるという。千亜樹は喜んで紅巴に協力する事を約束した。面白い遊びを手に入れた千亜樹は、毎晩神林家の女の子達の夢に潜り込んではHなイタズラをするようになった。女の子達も夢の中では、現実で言い出せない気持ちを開放するかのように、どんどん過激に千亜樹を誘っていく。そんな日々を過ごしていると、ある日女の子達の夢の奥底に何か違和感がある事に気付く。紅巴が言うには、実は彼女達は魔物によって死ぬ事を運命付けられた人間だったのだ。契約によって死ぬ事を運命付けられた娘には、その証として「契命樹」という目印が心の奥底に刻まれ、そこには彼女達の死ぬ日時とその原因が記されているという。さらに紅巴は彼女達を救う為に現れたのだと千亜樹に打ち明けた。「契命樹」に記された内容を知れば、彼女達の死を未然に防げるかもしれない。夢は人の心の中を映すもの。しかし自分以外の人を他の人の夢の中に割り込ませる力はあっても、紅巴自身には他人の夢の中に入る力はない。だから、紅巴は契命樹を見つけさせようと千亜樹を夢の中へ導いていたのだ。そして紅巴は千亜樹に自分の代わりに「契命樹」を見つけてほしいと頼んでくる。……「契命樹」を見つけるため、女の子達の夢の中に何度も入るうちに、彼女たちの心の奥底に秘められた気持ちを知っていく千亜樹。果たして千亜樹は無事「契命樹」を見つけ、彼女達を救うことができるのか―――？

偶然滞在していたホテルのビーチに流れ着いた男の死体。探偵に憧れる主人公は、ホテルに滞在中の女性客たちをナンパしながら事件解決を目指そうと……。プレイヤーは探偵志望のナンパな主人公になって、ホテルの女性客や女性従業員たちを手当たり次第、聞き込みを行なって、舞台となるホテルで発生した水死体漂着事件の真相に迫っていく……、といっても、基本的にはヒロインたちと仲良くなってムフフを楽しむのがメインだったり♪はたして主人公は事件を解決へと導き、ヒロインたちとエッチしまくることが出来るのか……！？

超大型学園船を舞台に、レイプ犯の嫌疑をかけられた主人公が、親友と共に真犯人を探し出していく、耽美な愛とギャグ満載の推理AVG。舞台となる巨大学園船に乗ることが許されるのが女性限定のため、登場人物は全て女性。そうしたことからセックス描写は女性同士――、要するに‘レズ’となり、耽美で百合な展開になる。プレイヤーはレイプ犯の嫌疑をかけられた主人公に扮し、広大な船内を歩き回りながら証拠や証言を集め、真犯人を探していく。期間は三週間、もし真犯人を発見できなければ退学処分され、船を降ろされてしまう。はたして、主人公は真犯人を探し出し、平穏な学園生活に戻ることが出来るのか……！？

私立創陽学園のオカルト研究会に所属する森口和人はある日奇妙な夢を見る。そしてその夢を見た日を境に身の回りに起り始める不可解な出来事。それら不可解な出来事に見え隠れする、’夕日の少女’という創陽学園に伝わる怪談めいた都市伝説。それは魅入られた人間を異界へ引きずり込むというものだった。そして、ついに彼らの前に’夕日の少女’が具現する。都市伝説’夕日の少女’に伝わる’最後の日’には何が待ち受けているのか。はたして彼らは都市伝説の怪異から逃れることができるのか。――イザナウハ緋色ノ異界ノ物語――

東北地方の山村「七月村」。この地に語り継がれている奇妙な伝承を調べるために東京の大学からふたりの学生がやってきた。吹雪に見舞われて遭難しかけたふたりは、この地域を統べる「七月家」の次女‘紅緒’に助けられ、『七悪館』と呼ばれる黒塗りの洋館へと招かれる。折りしも七月家では奇妙な結婚式が執り行われていた。新婦が棺の中に入って一晩無事に過ごし、朝を何事もなく迎えられれば晴れて婚姻は成立するのだが――何者かの殺意が、結婚式を破壊した。被害者を含め、関係者は十名。それにふたりの闖入者が加わって――退路のない陸の孤島で、惨劇の夜が明ける。