主人公（翼）は、自らの手で理想の乙女を教育し、彼女にしたいという夢をもっていた。その野望を叶えるために、まだ男では珍しい家庭科の先生の教員免許を取得する。しかし、希望している聖バージン女学園には、なかなか採用してもらえないでいた。浪人生活は長く、両親の仕送りをたよりに、一人暮らしをしていた翼だったが、ある時、仕送りができなくなってしまったと母親から言われ、途方にくれてしまう。突然ニートのような生活に終止符をうつことを迫られてしまい、早くどこかへ就職しなければと焦りはじめる。どうしても女学園の先生になりたいという、こだわりが捨てられなかった翼は、なんとか希望している学園に採用してもらえないかと、ひとり悶々と悩んでいたのだった。学力の方には自信があった翼は、考えたくはなかったが、やはり自分が男であることが原因で、女学園に採用されないのではないかと思いはじめる。悩みぬいた末、やってはいけないこととは思っていたけれど、もともと女のような顔立ちをしていた翼は、巧みに女と偽って、私立聖バージン女学園の面接を受けてしまうのだった。誰に男と気づかれることなく、なんとか面接に合格し、新人女性教員として採用されることが決まってしまう。誰にも言えない秘密を抱えることになってしまった翼だったが、ついに念願だった女学園の家庭科専任教師として教壇に立つことができたのだ。理想の乙女を作るために、今、熱血翼先生の指導がはじまる！