剣と魔法に支配された世界。貧者がそこで財を成そうとすれば、中央に位置する闘技場に出場し、自身を賭け勝利する以外にはない。しかし、敗者に待ち受けているものは、試合前に自身に賭けた損失分の借財だ。そうして今日も闘技場の支配人のもとに、二人の女戦士がやってくる。一方は戦争に負けた女騎士セラ。もう一方は奴隷商人に売り飛ばされたエルフのルテジア。闘技場で自身の勝利を疑うことのないふたりは、支配人に対して高慢な視線を向ける。そんな見慣れた態度に内心ほくそえむ彼の胸中にあるのは、このふたりを使ってどのように儲けてやろう、そしてどうやって楽しませてもらおう、その画策だけ。ゆっくり、ゆっくりと彼女たちのプライドを砕き、そしてその肢体が持つ価値を知らせてやるのだ――もちろん快楽をもって！闘技場の闇の中、ふたりの女戦士たちの凌辱と堕落の宴が始まろうとしていた。