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「……ここは、一体どこなの……？」私は見知らぬ部屋に弟の祐樹と倒れていた。見渡す限り記号のような模様のタイルが張り巡らされた正方形の部屋。部屋の中に窓はなく、扉があるだけ。自分の意志でこんなところに来るはずはない。だとしたら、誰かに無理やりここに連れてこられたとしか思えない。「確か、祐樹と病院の周りを散歩していて、それから……」それから――どうしたっけ？思い出せない。まるでそこだけ、記憶がごっそり削除されたかのように。ただ何かが必死に『ここから逃げろ』と訴えかけてくる。「祐樹、お姉ちゃんと一緒に行きましょう。一刻も早くここを出なくちゃ」そして私は祐樹の手を引くと、扉に向かって歩き出した。

大物政治家を父に持つ女学院生の水無瀬静琉は、突如父の殺害未遂の容疑をかけられ、刑務所に投獄されてしまう。無実の訴えも虚しく実刑が確定してしまった静琉は、刑罰として囚人たちの世話をさせられる事になり…。刑務所を舞台にお嬢様ヒロインが囚人に蹂躙されまくる凌辱AVG。囚人の慰み物になったヒロインたちが、全身白濁に染まる壮絶な輪姦シーンのオンパレードだぞ！

舞台は新宿と原宿にはさまれた小さな街、よもぎ（代喪木）。ある日、君はひょんなことから猫『ながぐつ』とたった一人で暮らす少女『葉鵡（ハム）』と過ごしてゆくハメになる。さらには家出少女『そあら』、借金取り『かさね』、隣家に住む双子の姉妹『いほこ』と『のどか』を巻き込み、展開するちょっと不思議な物語。また、並行して『ホスト☆聖夜』という謎の劇中劇も進行し物語をかき回す。原画家、またCGの塗りや背景も別に分け作りこんだ、無駄に豪勢な劇中劇だ

物語の舞台は、ソ連のペレストロイカが成功せず現体制のまま社会主義国家の閉塞感を打破できなかった世界。皇ヶ崎雅人は、陸上自衛隊の東部方面隊の師団長を務める、将来を嘱望されていた優秀な自衛官だった。恋人である有吉恵美との結婚を二週間後に控え、それなりに幸せな日々を送っていたが、内政の矛盾を外征へと振り向けることで解消しようとしたソビエト連邦政府が、2007年1月、ついに日本へと侵攻。廃墟と化した東京の街で、一発のミサイルがマンションを直撃した。皇ヶ崎の帰りを待つ恵美の部屋を直撃し、辺りに轟音を響かせた。それが、皇ヶ崎にとっての悪夢の始まりであり、日本の連敗戦争の幕開けでもあった…。数ヵ月後愛する者を失い無気力に生きることしかできなかった皇ヶ崎に突如として言い渡されたのは、対ソ反抗作戦・統合軍総司令官への任命だった。「死に場所を探すにはちょうどいい…」そんな気持ちで引き受けた皇ヶ崎の前に現れたのは、戦術兵器統括システム（TGS）を搭載した一体の女性型アンドロイド。戦闘プログラムを強化することによって無限の可能性を秘めている一方、高性能AIに管理された人格にも影響を受けてしまう不完全な機械人形が、部下として与えられたのだった。戦場に死に場所を求める司令官と自分の心を探し求める機械人形の戦いが今、始まる―。

草薙（主人公）は、過去、警視庁が興した心理分析官導入計画のプロファイラー候補だったが、現在は涼崎聡の相棒として探偵稼業を営んでいた。不可思議な猟奇事件（前作『黒の断章』）が解決してから一ヵ月後、草薙のかつての同僚だった山崎聡美と、沢村人志が同時刻に自殺するショッキングな事件が発生した。その事件を追うことになった草薙と涼崎は、それが草薙にとって忘れることが出来ない三年前の事件とリンクしていることがわかった。そしてさらに、神と奉り上げられた自閉症の少年・鵺野、雲頭様（ワンズサマ）と云う奇妙な信仰を持つ小さな漁村、その村で11年前に起こった村民九名の虐殺事件へと結び付いて…。