川合正起の画像

春秋戦国時代の壮大な世界観をモチーフにした歴史AVG第二弾。王の死を機に勃発した継承問題から命を狙われ、逃亡の旅に出ることになった皇子とその側近。二人の絆を軸に、さまざまな男同士の愛憎模様を人気絵師・川合正起・佐保、両氏の原画で色鮮やかに描き出します。ハードなシーンもたっぷり。中国史が好きな人はもちろん、そうでない人にもお楽しみいただけること間違いなし！

紀元前３世紀燕国。後の戦国七雄に数えられるこの国の初代皇帝が没し、その跡継ぎに「昭洸（主人公）」が選ばれると、それを快く思わない奸臣たちと異母弟である「檜光」を宣揚する宰相の「子之」により、「昭洸」は暗殺されそうになる。そのとき「子之」の義父であり一騎当千の将軍であった「郭隗」によりからくも難を逃れ、「郭隗」と逃亡を敢行するのであった。その間にも「子之」による追っ手に何度も襲われる中、「郭隗」との絆を深める「昭洸」であったが、宰相「子之」の本当の目的とその背後にある強国「斉」の陰謀にはまだ気付きはしなかった・・・。

安泰の世にある江戸の町――主人公・錦は、遊郭専属の浮世絵師として日々を過ごしている。彼の描く少女たちは、いずれ男達の手垢み塗れ、肉欲の世界へ堕ちることが運命付けられている。そんな彼の元に、今日も少女が連れられて来る。少女の名は雪音。穢れを知らぬ雪音と接する中、主人公は小雪を守りたいと望むようになる。結ばれる男と女、唇を重ね、肌を重ねるほどに、錦は彼女に溺れて行く。

“萌萌教”は、特定のコスチュームを神聖視する新興宗教団体の総称だ。当初はあまりにもオタク的であり、見事なまでに胡散臭いその宗教に入信する者などいないと思われていたが、不思議と信者は増加の一途を辿り、いつしか都内各所に主要六派の大聖堂が建設されるまでになった。そして現在、帝都23区にネコミミを崇める「ネコミミ教」、メガネを崇拝する「メガネ教」、ボンデージに傾倒する「ボンデージ教」、さらに「スク水」、「巫女さん」、「メイド」等…それぞれの萌えの対象の異なる教派が割拠し、互いに反目し合うようになっていた。プレイヤーは“萌神”から天恵を受けた“神大聖悟（主人公）”となり、「ネコミミ教」か「メガネ教」、いずれかの教祖になって他教派を一蹴し、帝都制覇を目指すことになる。果して帝都制覇を達成することは出来るのか…！？

春秋戦国時代の趙国。相如（主人公）は、第二皇子である恵珂に仕えている兄・繆賢に呼ばれ、宮殿へ上がることに。誰からも好かれる優秀な兄を幼いころから尊敬し、自分も兄のように、と思っていた相如は喜んで都へ向かうのだった。それから一年。相如は兄とともに恵珂に仕え、充実した日々を送っていた。主君である恵珂は、孤高でまったく他人を寄せつけない。だが、兄の繆賢だけは特別なようだった。繆賢と恵珂は主従ではあるが、親友ともいうべき関係。そんな二人をうらやましく思いながらも、時折、恵珂が見せる寂しそうな表情に、相如はなぜか心を奪われてしまう。知らず知らずのうちに、相如は恵珂にひそかな想いを寄せるようになっていた。 そんな折、父である武霊王の命で、璋瑶・恵珂・翔?が後継者の座をかけて争うことになる。だが、たとえ父の命令であるとはいえ争いは良くないと、三兄弟は不戦の協定を結ぶのだった。約束を信じた恵珂は、相如にも繆賢にも、なにも話さない。それが嘘の協定とは知らずに…。――――恵珂暗殺のときは、すぐそこまで迫っていた。