みみをすませば
夏の訪れを感じさせる7月。こんな中途半端な時期に家庭の事情により、祖母の住む『南星九豆島(みなみほしくずじま)』へ一人転校を余儀なくされた主人公。転校先は、船で1日以上もかかる自然のあふれる孤島にある学校だった。島は携帯電話が使えず、人口のほとんどは農業か漁業に従事している。定期便は1週間に1度。学校は1学年1クラス。転校初日に教師に連れられて挨拶をする主人公。挨拶のさなか、クラスメイト達に突然ケモノミミが生えているではないか!?実はこの島では1〜3日に一度、不定期に『イヤー・タイム』が訪れる。『イヤー・タイム』の数分間は島にいる人間にケモノミミが生え、近くの人の考えていることが、その人が喋っているかのように聞こえてしまうのだ。範囲はだいたい半径10メートルといったところだが、一定ではないとのこと…。南星九豆島では昔からのことであり、地元民は慣れっこで、余計なことを考えないようにする術を心得ている。しかし主人公は当然のように「俺の考えているあんなことやこんなことが、すべて筒抜けにっ!?」と戸惑うことに…
みみをすませば
作者 | 双龍 なるみすずね |
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メーカー | しゃくなげ |
シリーズ | |
タグ | ゲーム けもの娘 学園もの |
登録日 | 2010-11-05 |