- 1
- 1~2件目 / 2件中
蒼黒の月
遥かなる昔、大いなる聖戦ののち、世界は二つに別れた。善なる王国と、邪悪たる王国。悪の王国は地の底に追いやられ、世界は善なる王国のもと、何百年もの繁栄の時を迎える。その王国の名は、白の王国ビアンカ・ハイランディア。聖なる血族の子孫、白の民の美しい国。王国には二人の王子がいた。兄王子、ローランド24歳。弟王子、アルトロッド18歳。兄王子は第2王妃オッタビア・マルリッサの子。妾腹の子ゆえ、王位継承権は弟にあった。しかし、そんなことは二人の不仲を招く理由にはならなかった。そう、あの日、優しかった兄が豹変するまでは。アルトロッドが18歳になり、戴冠式の日を迎えた日、ローランドが謀反を起こした。大臣ユーリとともに国王、王妃を殺害し、その剣はアルトロッドに向けられた。ローランドが剣を振り下ろしたそのとき、白い光がすべてを包みアルトロッドは王宮から姿を消した。森の中で意識を取り戻したアルトロッド。ここはどこなのか。何が起きたのか。いくら考えても頭の中はもやがかかったように何の答えも導き出さない。ふと。彼の側に少年が一人たたずんでいる。少年はひとことも発せず、ただ黙ってアルトロッドを見つめている。少年は、誰なのか。そして自分は…。
蒼黒の月
作者 | 荒木瑛 近永早苗 |
---|---|
メーカー | ムーンパロット |
シリーズ | 蒼黒の月 |
タグ | ゲーム ファンタジー ボーイズラブ 恋愛 |
登録日 | 2009-06-08 |
蒼黒の月外伝〜幻夜の書〜
蒼黒の物語から数年。世界は少しずつ平和を取り戻していた。町々は復興し、魔物に家族や愛する人を殺された人々もその哀しみを乗り越え、新しい愛情を育んでいた。すべては、終わったかのように見えた。国王として、日々慣れない執務に追われるアルトロッドのもとに、ある日一通の書簡が届けられる。『私を、教会から除名して欲しい』その書簡を目にした瞬間、アルトロッドの顔色が変わった。「兄さん、僕はまた…黒の王国へ行かなければ」その書簡は一体誰が送ったものなのか、そこに書かれた謎は…今ふたたび、世界は動き始める。
蒼黒の月外伝〜幻夜の書〜
作者 | 荒木瑛 近永早苗 |
---|---|
メーカー | ムーンパロット |
シリーズ | 蒼黒の月 |
タグ | ゲーム ファンタジー ボーイズラブ 恋愛 |
登録日 | 2009-06-29 |
- 1
- 1~2件目 / 2件中