主人公・芦藤聡志は奨学金で大学に通う苦学生。ひょんなことから『生粋荘』（きっすいそう）というアパートの管理人になるが、そこの住人は一癖も二癖もある年上のお姉さんたちばかりだった。しかもアパートの時計台を修理した際に、自称・座敷童を名乗るイバラキまで現れ、このままでは住人たちの発する陰のオーラが原因で、半年後にアパートに大きな不幸が起こり、取り壊し。さらに行き場を失った陰のオーラがすべて聡志に降りかかり、これから一生どん底の生活が待っていると言うのだ。その災厄を回避するには、聡志とイバラキの力を混ぜた陽の気を住人たちに注ぎ込むこと。つまり、エッチをしてどこでもいいから陽のオーラ≒精液を‘中出し’しろというのだ！お酒好きで気に入った男をすぐに誘惑、からかうのが好きな困ったお姉さん「江澄 芽依（えすみ めい）」。結婚と処女を捧げる相手は自分を圧倒した者以外認めないという脳筋タイプのお姉さん「鳴賀多 紗希（おがた さき）」の二人。かくして、半年後の不幸を回避するため、イバラキの導きのもと、一世一代の‘大中出し作戦’が始まる。(c)2015 アトリエかぐや/ピンクパイナップル