セーラー服の似合う黒髪のユリちゃんは直道君が大好き。ちょっと間の抜けた天然な所は彼の優しさがにじみ出て彼の素直な人柄を現していた。そんな独特の、他の男子にはないユニークな所に彼女は自分と通じるものを感じたのかも知れない。実は印象と違って、かなりの変人でもあるユリちゃん。変人ユリちゃんも人並みに恋はする。もっと一緒にいたい…できればつき合って恋人になりたい。遠回しにアピールした挙句、彼は恐ろしく鈍い事を発見したユリちゃん。キレて自分から告白することで交際がスタートするものの、どこか友達のような関係から全く進まない。直道君の気持ちを確かめる為に彼女らしい一計を案じる。それは彼にとって良い事なのか、災難なのか…