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湯けむりの背徳交姦〜幼なじみは、兄嫁で、若女将で、未亡人でした〜

兄貴は――俺とよく似ていた。顔が似ていたかどうかは自分ではよくわからない。ただ、性格は似ていたと自覚している。「これからどうすんだよ……兄貴のばーか」兄貴が死んだ。交通事故だったらしい。「悠花……元気出せよ……」「……っ!?順平……!」悠花。俺の幼なじみで、兄貴の嫁。そして、好きだった女性。作り笑いを見せる悠花。「順平……帰って来てくれたんだね……ありがとう……」「あ、あぁ……。葬式だからな……ありがとうなんて……べ、別に……」「――なんて、言うわけないでしょっ……!」「――?」「……まったく、二浪してまだ大学2年とか……なっさけないわね。お兄さんに申し訳ないと思わないのっ!?」「なっ……!」「あんた、大学でサークルとか入ってなかったわよね?どうせ夏休みの間、予定も無く暇してるんでしょ?」「いいわ。今日からしばらくの間、ここの従業員として働きなさいよ。そのあまったれた根性、たたき直してあげるからっ」その夜。仏壇の間から光が漏れているのが見えた。「…………ん?」片付けはもう終わったはずだけど……誰かいるのか?気になった俺は、ゆっくりとふすまに手をかけた。そこには、喪服姿のまま畳に横たわる悠花の姿があった。彼女の周りには空のおちょこが転がっている。どうやら酒に酔って眠ってしまったようだ。寝ている悠花を抱き起こそうとすると――「んん……あぁん……ん、ん……あ、あなたぁ……?あれ……なんでぇ……?」……?なんだ?寝惚けてるのか?「おい悠花、寝惚けてないで起きろって」「いやだあっ……!いやだよぉ、寂しいのはもう嫌なのぉ……」「ん〜……ねぇ、あなたぁ……私、寂しいの……ん……だからぁ……いつもみたいに……寂しさ紛らわしてぇ……」「お、おい、悠花っ」「私を……抱いてぇ……」気づいたら俺は、抱きつかれ押し倒されていた――――――。

湯けむりの背徳交姦〜幼なじみは、兄嫁で、若女将で、未亡人でした〜

作者椎咲雛樹 
メーカーアパタイト 
シリーズ 
タグゲーム 浴衣 女将 未亡人 幼なじみ 
登録日 2013-01-18 
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