地上深くの大魔王宮に、縦横無尽のわがまま大魔王がいた。その名はムーシャといった。地上の女達を魔王宮に連れて来ては毎日、貪り食いながら送る日々。と、そこに堕天使長メリクルが現れた。彼女が魔王宮の大魔王ムーシャに、あることを伝えにきたのだが、ムーシャの攻めについには、すべてを白状してしまう。ムーシャは、その天界の誘いに乗り、魔王宮を去る決意をする。