ある日、主人公の綾小路翼が目を覚ますと、そこには見知らぬ少女がいた。 頭にはヘッドドレス、袖の膨らんだふわりとしたワンピースとエプロン、ストッキングに編み上げのショートブーツ。「おはようございます。ご主人様」 少女は優しそうな笑顔で、ぼくに言っていた。 その一言で、少女がメイドなのだとわかった。「………………夢、かな」「夢じゃありません。わたしは、あなた様のご両親から依頼を受けて派遣されたメイドです」 少女は平岡美月と名乗った。 綾小路家は資産家ではあるのだが、母の方針で家のことは自分たちでやることになっていたため、特に人は雇っていなかった。 しかし、両親が急な案件で家を空ける事になり、仕方なくメイドを雇ったのだという。 美月は家事全般を完璧にこなし、その優秀さを遺憾なく発揮した。 しかし……「ああぁ……！ ご主人様のにおいがするぅっ…！」 彼女は、三度の飯より何より、年下の男の子が大好きだったのだ……。 性欲を抑えられなくなった美月に襲われ、初めてを奪われてしまう翼。 姉の様子を見に来たという、美月の妹の美夕も加わって、翼争奪戦がエスカレートしていく！