2020年以降の日本は、いまだ急劇な人口減少に歯止めがかからず、加速度的に国家の衰退の局面を向かえていた。AI化、大規模な移民受け入れによりなんとか労働者不足をしのいでいたものの、地方都市の消滅、凶悪犯罪の増加、税収不足によるインフラの不整備による大事故の多発、社会保障制度の崩壊などの不安要素の為、ますます女性は●●を産まなくなった。万策尽きた時の政府は最後の望みをかけてある秘密結社に接触をはかった。その組織の名は穂（ホ）。そしてその構成員である挿入師と富妊女（フニメ）と呼ばれるものたち。彼らはすでに鎌倉時代から存在しており、数々の災害、飢饉、戦争、疫病で民族存亡の危機を救ってきた伝説の異能集団・・・。組織の若きエース挿入師源次郎とその相棒のアワビねえさんの戦いが始まる。総ページ110ページ（カラーイラスト30枚、カラー漫画9枚、モノクロ漫画51枚、モノクロイラスト20枚）