作品「妻買い -ツマガイ-」

妻買い -ツマガイ-

明治三十年、物語は斜陽の華族である‘中御門家’へひとりの男が婿入りする所から始まる。十三年前にかつて使用人として働いていた久世征次が、この中御門家を買ったのだ。その月日は、使用人だった寒村の少年が戦争特需に乗りのし上がるのに十分な年月だった。征次は、相場に手を出し多額の借金を抱えてしまった中御門家を買い取り‘子爵’の地位を得て、さら上を目指すために、中御門家の忘れ形見である、朔夜に無理矢理婚姻を迫ったのだ。かつて兄のように慕ってくれていた朔夜も、今の彼には自分がのし上がるための道具にしか見えていなかった。

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作者
椋木尋
メーカー
BLUE TOPAZ
タグ
ゲーム時代モノ若妻和服
登録日
2008年10月3日