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夢見コントロールというものがあるそうだ。あらかじめ見たい夢をイメージしておくらしいが、詳しくは知らない。その夢の中ではある程度自由に内容を改竄でき、現実世界と同じかそれ以上の実感を味わえるという。ある日、他人の夢に侵入・介入できる力を得た主人公。ずっと好意を寄せていた同じクラスの彼女の夢に進入を果たす。そう………夢の中だから何をしてもいいはずだ。すべては、欲望の赴くままに………。

平和を謳歌する人間達の王国に、終焉の波が静かにささめき始めていた。1000年の永き封印から復活した魔王と、その魔力に呼応し蘇る魔物達。魔王を封印しその影響で共に滅んでしまったエルフ一族の子孫である「ソフィア」は、子供の頃に拾い育てたダークエルフの孤児「ターニャ」と共に、人間達に協力し寄せ集めの王国騎士団を結成し奮起していた。一方で主人公であるあなた「魔王ガルド」は、人間達を魔力の虜にする為、まずは王国に仕官し、隊長のソフィアを淫靡な欲望の誘惑に染めていく。魔物との開戦をきっかけに加速する、ソフィアの嫉妬とターニャの恋心それを付け狙った魔王によるオークの罠は、二人にどのような結末を迎えるのか…

俺、稲田隆治は業界3位の企業‘ITU（イナダテクニカルユナイテッド）’の社長の息子だ。同級生には同じ業界の1位企業‘松任精機株式会社’の社長令嬢である松任響がいる。数年前に俺は、響に交際を申し込んだことがあるのだが、響は俺の事をライバルどころか格下の相手と見なして見下しているため、手ひどく振られたという過去がある。その時から俺は、そんな響の態度に対して恋愛感情よりも憎悪という復讐心を強く抱くようになった。いつかは凌辱してやろうと………。通常であれば、親の建前もあり立場が下にある俺が響をどうこう出来る事など有り得ない話しであったのだが、転機とは突然訪れるものである。突如訪れた世界経済の不況の波が、皮肉にも松任精機を飲み込み倒産寸前に追い込んだ。俺はいつもお世話になっている氷室先生の力を借り、響を凌辱するという願ってもない機会を得る事となる。