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身寄りをなくし、途方に暮れていたももこに声を掛けた男――佐瀬。資産家の息子で郊外に一人で屋敷に住んでいるという。彼の元でメイドとして働くことは、この時の彼女にとっては最良にして最悪の決断であった。ももこの浅慮が招いた現実は、想像だに出来ない過酷な運命に彼女を取り込んでいく…。

【姉妹いじり】紫と美紅の姉妹は或る高級マンションで、別々の部屋に○禁されていた。二人がどのような理由でこんな状況にあるかは知らないし、何よりそんなことはどうでもいいことだった。彼女らは『仕事』の対象でしかない。「オーナーの望むような女に仕込む」こと。期間は二ヶ月。やり方は自由。さっそく仕事に取り掛かるとしよう…。【女畜】優秀な小野は研修期間を終えると、ここ数年最も成績の好い花形の部署に配属となった。だが、その部署は評判の美人主任が取り仕切っている。仕事とはいえ、そんな美人と小野の距離が近づくことが理恵としては落ち着かない。「年上の仕事人間なんて。俺には理恵の方が魅力的だよ」そう言って強く理恵を抱く小野ではあったが果たして…？

特別看護婦。それは本来の仕事とは別に【入院患者の性的ケア】を目的とした看護婦である。郊外に建てられた‘伊達病院’はごく普通の病院という表の顔の裏に、もう一つの顔を持っていた。伊達隆一の父が経営する大病院‘伊達総合病院’の『特別看護病棟』である。そこは、表沙汰になることのないよう目立たぬ郊外で、患者たちの特別看護とケアを行う特別看護婦の調教を行うのだ…。

【緊縛の館】二十年ほど前、この場所で双子の兄弟によって淫らな調教劇が引き起こされたことを知る者は極めて少ないだろう…。当主・三村俊は死の間際、男手ひとつで育てた幸雄に同い年の従兄弟を探し出して仲良くこの館で暮らすよう言い残した。幸雄は初めて知った従兄弟の存在を素直に喜んだが、しかし、玲花には腑に落ちない。なぜ三村は、死の間際になって従兄弟の存在を告げたのか…？悲劇は再び繰り返される…。【堕落】インターネットのアダルトサイトのひとつに掲示されていた一枚の写真から全ては始まった。上気した肢体を曝け出して淫らに犯される被写体は、この学園の制服を身にまとっていたのだ。学園中の男子の噂は、それが一体誰なのかに集中した。この学園の中に平静を装いながら暮らしている牝豚がいる。陵辱されている女にしか興奮できない僕にとって、彼女は最高の獲物であり最高のパートナーになるだろう。これから狩りを始める。清楚な仮面を被った牝豚を僕の性奴隷にするのだ。

【スポットライト】父が交通事故で死んだ。義母の絵美子は芸能事務所『朝倉プロダクション』を引継ぎ、歌手志望の義妹・沙緒里の夢を叶えようとする。伸び悩んでいた由奈と恵梨佳に沙緒里を加えた新ユニット『TWINKLE』を売り出して人気番組のレギュラーを狙うも、しかしその壁は厚かった。だが、借金まみれの弱小プロダクションである朝倉プロには落胆している暇などない。華やかな芸能界の闇の扉が開かれる…。【義妹】終夜（よすがら）家の兄妹と過原（すぎはら）家の兄妹は幼馴染みの仲。水音と白郎は交際しており、今日も二人は貪るように肌を重ねていた。覗き穴からその様子を盗み見る水音の兄・光留。彼は妹を愛していたのだ。夜、一人。人目を忍んで秋水（あきみ）が部屋に上がり込んで来た。白郎と水音を別れさせる協力をしてほしいという。秋水も、兄・白郎を愛していたのだった…。錯綜する歪んだ愛のカタチ。彼女たちの運命とは…？