メーカー「ぷちぱじゃま」が制作した画像

梅雨も終わりを告げたばかりの初夏のある日。主人公‘蒼乃翼’は、近所の公園で空から降臨してくる天使を目撃する。驚くことに彼女は、翼の学校の新任教師‘天川聖玲奈’だった。天界での教師を目指す聖玲奈は、教育実習のために翼の学園に赴任してきたのだ。天使であることを人間に悟られてはならない…もし知られてしまった場合には、教員試験の即時不合格が言い渡される。天界の教師を夢見る聖玲奈は口封じと監視を名目に、翼の家に同居することを提案。半ば強引に住み着くことに……。優しいけれど、ちょっぴり天然でドジな天使‘聖玲奈’。素直で可愛らしい妹‘野々香’。そんなふたりと始まった慌ただしい同居生活。決して忘れることのない夏が今ここに始まった。

ぽわんとしていてオトナっぽい女教師、葉山裕子を射止め、学生の身ながら結婚してしまった主人公、雅寿。しかし何もかもがバラ色、というわけにもいかない様で……。 卒業するまでは…ということで、いまだにどちらも親と同居。お金がなくって、ホテルに行くのもなかなかままならない。よってHする場所は主に……学校！しかし経験の少ない主人公は、Hのとき裕子さんにリードされっぱなし。本当に満足させてあげられているのか？自分に自信の無い彼は思い悩んでしまいます。そんな折り、裕子さんに近づく男が現れた！ どうしたらいいのか、幼馴染みの加奈子に相談をすると……「どうやったらつなぎ止めていられるか……そりゃあHのテクニックを磨くことにきまってる！」そうして、昼は加奈子のHのレッスン、夜は実践という二重生活が始まるのですが……。

祖父から譲り受けたお屋敷にかわいいメイド雪奈と二人だけで住む主人公。 毎朝雪奈の「おはようございます」で目が覚め、「お休みなさいませ」で眠りに就く幸せな生活を送っている。相思相愛、悩みはないように見えるが、彼女にはひとつだけ悲しい欠点があった。セックスの時、喘いでくれないのだ。恥ずかしがり屋のせいなのか、それとも過去のしがらみなのか。雪奈はちっとも声をあげてくれない。 悩む主人公に、モトカノはこう耳打ちする。「自分で服作って着せれば？感激してエッチになってくれるぞ。もっとも、気に入らない服だったら、エッチになってくれないかもしれないけど」 そんな馬鹿なことで喘ぐものか、と思う主人公だが、何もしないよりはした方がまし。雪奈のために服のデザインを始めるのだった。

美しくも艶めかしいビジュアルと、満足感をしっかり噛みしめられる内容で人気の‘ぷちぱじゃま’。本作はそのラインナップの中でも異彩を放つ意欲作。「メイド」、そして「人形」として主人公にあてがわれた少女‘穂香’。祖父の命じるままに、学園と屋敷で彼女と体を重ねることになる主人公。その様子は背徳的であり、また凌辱の匂いのするハードなもの。そして人形のように操られた淫らな関係を、更に縺れさせるいくつもの謎。ミステリーの緊迫感を含みつつも、濃密なエロスが畳みかけていく。巧みにグラフィックを表示させる凝った演出や、立ち絵のサイズを変化させた臨場感の溢れる会話シーン。作品全体に貫かれた美意識と、甘美な淫悦漂う性描写の数々を、是非とのその目で確かめて欲しい！